メタセコイアでモデリング

2011年2月7日 by Shutaro Kobayashi

そういえば、前ブログで「イラレでアイコン」の記事を書いたけど、アイコンに限らず、WEB上でイラストを使用するのはバリエーションを作るのが大変。
たとえば、キャラクターなんか描いた時に、次のページでポーズを変えたり、向きを変えたイラストを使用しようとすると、大幅な修正が必要となる。最悪、新規で書き起こす必要がでてきてしまう。正面からの図だったら比較的簡単だが、パースなんかついたイラストやアイコンだと、非常にツラい作業になってくる。

じゃあ、始めっから3D(メガネかけると飛び出すのじゃないよ)のグラフィックで作っといて、ポーズを変えたり、向きをかえれば良いのである。・・・っといっても「3DCG作成ソフト」って高いし(何年か前よりはズイブン安くなったが)、ハッキリいって難しい。CG作成専問の人ならともかく、チョっと興味をもったぐらいで始めると高い確率で挫折する。

3DCGを制作する過程は
1.形状を作る(たいがいはポリゴン制作、ソフトによっては特殊な作成法もある)
2.材質を設定する(または画像を貼る)
3.動かす場合やポーズを変更する予定がある場合は骨組み(ボーン)を設定する
4.照明効果を設定して背景をつけたり、カメラの効果を設定してレンダリング
 (3D形状を2D写真またはアニメーション状態に変換、本物っぽくするって言った方がわかりやすいかも)
・・・ってことで、やたら色々しなくちゃ上に、1つ1つの作業がやたら覚えるの難しい。

そこで、便利なアプリケーション。
metaseq.netからダウンロード可能な3DCGソフトウェア「メタセコイア(Metasequoia)」
http://www.metaseq.net/

metasttl.jpg

上の制作過程で「1.形状を作る」に特化したソフトウェア(画像を貼る事は標準装備可能、他の工程はプラグインや別ソフトを使用して可能)で、形を作る事を重点に置いたため、作るにおいては他ソフトと比べ操作性がものすごく優れている。
ライセンス未登録だと、「ファイルがネイティブファイルでしか保存ができない」のと「プラグインが使用できない」というデメリットがあるが、機能的に必要なければフリーウェア状態でも使用は可能。・・・っといっても、ライセンス費は5千円なので、高価な3DCGソフトを購入するのにくらべれば「毎日が特売日」である。
プロでもモデリングに使う方がいるぐらいなので性能は値段からすれば「高すぎるスペック」、チュートリアル本もやたらいっぱい販売されてる事から、チョっと興味をもったぐらいで始めて良い数少ない3DCGソフト。

前置きが長くなったが、さっそくなんか作ってみよう。
ウサギ年なのでウサギのキャラクターを想定してつくる事にする。本当はちゃんと簡単でも下絵を読み込んでから作る方がよいのだけど、今回はお手軽に作れるという事が言いたいので、そこんところは今回適当。

metas00.jpg
【全てはここから始まる】

メタセコイアは「ポリゴン」でモデリングする。ポリゴンってのは三角形か四角の平面。それがいっぱい集まれば球も作れるし、複雑な形もできる。まずは基本図形を用意してそれを複雑な形に変形させていく。

metas01.jpg
【引っ張ったり、縮めたり】

作業的には点(面)を増やしてから、点(面)を動かすの操作だけで形状は作れる。あ~でもない、こ~でもないと動かしていると何となく形が作れる粘土細工のような作り方。カクカクしているがポリゴンだけでなめらかな曲線形状にするのは、ポリゴンを相当増やさなきゃいけなくなるので、ある程度の所で「スムージング」を適応させる。2Dグラフィックソフトでいう「角まるめ」をする。

metas02.jpg
【スムージング後】

ちなみに「ミラーリング機能」があるので、左右対称の形状なら作るのは左か右半分だけでいい。

metas03.jpg
【形は完成・・・あっシッポつくってない】

形状作成で出来るのはここまで・・・真っ白やんけ・・。目や鼻は?
別に新しく形状を作るのも1つの方法だが、細かいものは形状に直接色を塗っていけばよい。
次回は(いつだか未定)彩色してポーズを付けてみる。

なにかの記事を読んで知ったがメタセコイアで作ったモデリングデータはFLASHとの連携可能と書いてあったので、WEB関連の情報からでも、良く聞くソフトになるであろう・・・たぶん。
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