『震災のためにデザインは何が可能か』+『未来年表』

2011年5月3日 by Yuichi Kasai

design.jpghakuhodo+design筧裕介氏や、studio-L山崎亮氏などが代表で2008年7月に編成された『震災+デザイン共同プロジェクト』。震災とその後の復興においてデザインがどのように関わってゆくべきか、その課題と対策/提案がレポートされています。世界各地で起こった災害や、主に1995年の阪神淡路大震災の被災者に起こった問題点と解決方法の一部は、まさに現在起こっている東日本大震災の状況とシンクロし、少しでも今の被災者の皆さんはその成果の恩恵を受けていると信じています。商業としてのデザインが、社会の為のデザインとして深化する必要性をとても強く感じました。
近年、デザインを志す学生がモノや形のデザインには興味を示さず、枠組みや仕組み作りに強い関心を示している傾向がある事への課題解決のために、ワークショップ+コンペティション=ワークコンペというスタイルを形成し、2人1組になって何チームかで競い合わせる手法を導き出している点も興味を引きました。

seikatsu.jpg博報堂生活総合研究所は「人々がどんな暮らしへと向かっていくのか」といった人々と社会の動きを察知し、研究している機関です。この研究所のサイトに『未来年表』というコンテンツがあり、今後の未来予測が、医療・環境・経済など10個キーワードで分類されて掲載されています。この年表の一部には『震災が起こっていなかったら起こりえる未来』が記載されている部分があるように感じました。

震災のためにデザインは何が可能か
発行所:NTT出版
発行日:2009年6月5日
ISBNコード:978-4-7571-4219-0
NTT出版の紹介ページ

●博報堂生活総合研究所
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