シネマ厨房の鍵貸します

2011年5月20日 by Shutaro Kobayashi

映画にはいろんな楽しみ方がある。ストーリーが面白いとか、音楽がいい映画。監督で見る作品を決める。
内容はともかく○○が出演していれば絶対見る!そんなのも全然アリだ。

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シネマ厨房の鍵貸します:映像文化センター制作

もう何年前に買ったか覚えていないが、久しぶりに家から発掘(?)される。映画に登場する「料理」に視点を当てた珍しい本。当時、深夜番組でタレント(映画俳優)の「山城新伍」がこの本を紹介していて、早速買いに行った思い出がある。その時は料理なんか作らないのに「レシピ」まで載っているので、随分得した気分になった書籍だ。

その書籍の中から、映画と一緒に「料理」が印象深い作品をいくつか挙げてみる。

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映画「グランブルー」より
シチリア島の海岸レストラン風スパゲッティ
今では有名なリュック・ベッソン監督の初期作品。内容は「海での素もぐり競争」の映画。
ダイバー物語と言うとカッコいいが、要は「息を止めてどんだけ長く潜れるか競う男たちの物語」。ただそれだけの映画なのにスゴクおもしろい。海の美術も合わさって至福の映画。
出てくる料理はトマトソースのボンゴレ。本には「眺めのいい海岸を望むレストランに運ばれてくる・・」ってかかれているが、記憶では単に「店舗が小さい」ので必然的にオープンカフェになっていた記憶が・・思い違いか。でも美味そうに食べていたのを記憶しているので挙げる。
※自分にはパっとしない作品が多いリュック・ベッソン。しかし最近DVDで見たベッソン脚本の「96時間」はすごく面白い。

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映画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」より
震えあがるほどおいしいキーライムパイ
好きな監督「オリバー・ストーン」の作品。当時有名な「クエンティン・タランティーノ」の脚本を監督が大幅に変えてしまったためにケンカ騒動になった作品。でも、個人的にはストーンの作品では一番の傑作。ちなみにバイオレンス映画なのでこれから見るって人は注意が必要。
出てくる料理は、劇中最初に現れる。イカツイ主人公が「スキムミルク(脂肪分のない牛乳)」と、この「いかがわしいパイ(・・乗ってんのゼリーじゃん!)」を注文してから物語が始まる。今思うとミルクとこのヘンテコなパイが主人公のイメージにピッタリだったと思い出す。
※本の中にはグリーンのゼリーを作るのに「ナビスコ社のライムフレーバーゼラチン」を使うと書いてある。そんなのあったんだ(笑)

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映画「グッドフェロース」より
せっぱつまっても手作りミートボール
「ディパーテッド」でアカデミー賞をとったマーティン・スコセッシの監督作品。「タクシー・ドライバー」の監督と言った方がピンとくる人がいれば「おすぎ並みの映画ファン」と認めざろう得ない。
内容は青春マフィア物(?)だが「ゴッドファーザー」とは違って「大物じゃないマフィアの大河ドラマ」。そこそこの栄光があって、そこそこの挫折がある。そしてそこそこの結末。この「大げさじゃないそこそこ感」が素晴らしい。何を言ってるか良くわからないと思うので、まだ見てない人はDVD等で「そこそこ感」を楽しんで欲しい。
でてくる料理は劇中最後の方で主人公が「なかばヤケっぱち」でつくる料理。適当に作っているが、そのシーンはとても美味そうだ。
※・・あれ?でもその料理食べてるシーンが記憶に無い・・。

もうこの本、たぶん廃盤なので今では手に入りづらいと思う。もし手に入ったら無くさないように。

追記
この「シネマ厨房の鍵貸します」って本、ネットで調べたら「2」が出ていたそうだ。そちらは持ってない・・・だれか持ってないですか?

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