
EPUB3.0対応ビューワの登場が待たれて久しいですが、WEBテクノロジーをその下地としているだけに今後の応用が期待されるフォーマットであるEPUB、他のファイルフォーマットへの変換も比較的楽に行えます。
コンバートの分野ではスタンダードといえそうな変換ツール、Calibreをいまさらながらではありますが、さらっと触れてみましたのでその感想を。
ソフトウェアの種別でいうと管理ソフトということになるのでしょうが、なにせこのCalibre、数十種にも及ぶフォーマットの閲覧に対応とのことで、もはや文書ファイルの変換ツールとしても心強い存在となっています。
今回行ったのは、EPUBからPDFへの変換。画面表示は一応日本語にも対応となっているのと、直感的に操作できるインターフェイスを有していることから、作業上それほど迷うことはないかと思います(にしてもデカいアイコンはご愛敬?)。

操作手順は以下のとおり。
1.ブックの登録
左上の「書籍を追加」でEPUBファイルを選択(またはファイルを中央にドラッグ)。
2.コンバートの準備
「表示」ボタンでビューワが開くので、「本の変換」ボタンでコンバート用の画面へ。
3.詳細設定~コンバート
画面左右にある選択項目からインプット/アウトプットするフォーマットを指定。
左メニューからは下記のような詳細設定も可能。
【書誌情報】・・・タイトルや著者名、タグなど
【外観】・・・フォント関係
【ページ設定】・・・デバイスに最適なサイズを設定
【構造の検出】・・・章の判別
【目次】・・・目次レベルなどの設定

使用感としてはなかなかのもの。とにかく変換が早いので、文字情報の設定でトライ&エラーを前提に精度を高めていく方法でもさほど気になりません。サーチ機能も充実。
ただし、コンバート可能なのはあくまでシンプルな構造のものに限るでしょう。たとえば複雑にレイアウトされたPDFを構造を保ったままEPUBに変換、などはそもそもどのソフトを使っても現時点ではほぼ不可能なはず。最適なケースを考えて上手に使っていきたいものです。












