
今月に入って楽天が買収したことで話題となった、カナダで電子書籍ビジネスを展開するKobo社。もともとKobo WirelessなるEPUBリーダーがあったことはなんとなく知られていたものの、これまで日本での本格展開などはさほど期待されてこなかったはず。
楽天が買収したからにはKobo社にそれなりの魅力があったということでしょうが、調べてみると7インチのAndroidタブレットも比較的最近に発表していたり(Amazon Kindle Fireにサイズ・価格面でも対抗?)、独自な特徴としては電子書籍の読書メーター(読書時間や何パーセント読んだか、など)を表示してくれるReading Statsなる機能があったりと、なかなかにユニークな試みが評価を得ているようです。サイトデザインもすっきりと見やすく好感がもてます。
カナダ発のKobo社ですが、すでに欧米では確固とした地盤を築いているようで、それをもとにアジアでの展開も視野に入れていた模様。事業スタイルとしてAmazonに近いこともあってか、来年には出版部門の立ち上げが検討されていたりと、かなりのライバル意識を燃やしているようです。
さて買収した側の楽天といえば電子書籍配信サービスRabooが話題となりましたが、これにKoboの基礎体力が加わるとなれば、確かに強力なサービス体系の確立も実現しそう。何よりワールドワイドな展開が期待できるはず。
うまく融合できるのか、それにはどのくらいの時間がかかるのか、など今はまだ見えない部分も多いですが、とかく展開の早いこの業界のこと、急ピッチで調整が行われていることでしょう。期待してみたいと思います。












