
iPhoneに最適化された電子書籍ビューアという触れ込みで注目されているbREADER。iPad対応ならよりいいのに、と思いつつも購入、さっそく試してみました。実際に読んでみたのは青空文庫形式なのですが、EPUB3形式にも暫定的に対応とのこと。これからの標準とされるフォーマットも意識して開発されているのは頼もしいかぎり。実際にいくつかの青空文庫をダウンロードしてみたところ、縦書きをとても美しく表示してくれます。
さらに、フォントは自分の所有しているTrue TypeやOpen TypeフォントをiTunes経由で追加することも可能とのこと。これは何気に嬉しい機能の一つ。また、ファイルの表紙画像を自由に変えられるため、独自に表紙をデザインしてオリジナル感を出してみるなど、ちょっとした遊びごころがあるのも魅力。
EPUB3での表示をまだ試せていないのですが、青空文庫形式での表示と近い雰囲気であるなら、相当期待がもてるというもの。ここのところ仕様策定後の地道な努力が伝えられつつも、いっこうに商業レベルに浮上してこないEPUB3を後押ししてくれる強力なツールとなることを期待しつつ。
ちなみに、「指でフリックしてページめくり」するデバイスということにこだわらなければ、既にAdobeのDigital Editionsがバージョン1.8.1でEPUB3をサポートしている模様。こちらも機会があれば試してみたいと思っています。
その他、WEBブラウザベースで動作するEPUB3ビューワなども開発が進んでいるようで、これらはスタイルシート完全対応を目指しているようです(さすがに文字詰めの問題解消は難しいでしょうけれど)。今後もゆるりとその動向を追いかけていきたいところ。
ともあれ、美しいフォントと計算され尽くした行間で縦書き文書が体験できるのは、やはり日本人の特権というべきかも。












