魔群の通過

2012年6月1日 by Shutaro Kobayashi

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過去2回映画化された「魔界転生」の原作者「山田風太郎」著の歴史小説。
 
1864年(幕末)に水戸藩(現在の茨城県中部・北部)から起こった歴史上の「天狗党の乱」が基になっている。
 
「魔群」「魔界転生」「天狗党」・・・これだけのキーワードで、「和風ファンタジー」ですか?って
疑問が生まれそうだが、ちゃんとした日本史を基に作られた物語なのだ(笑)。
 
基になる「天狗党の乱」は、細かい事は長くなってしまうので書かないが
ストーリーとして要約すると「今の茨城県の出身の人達が結成した天狗党」が
「京都」を目指して進んでいく。
他の藩(県や市)の敵と戦いながら。。そして同じ藩の人間とも戦いながら。
 
興味深いのは、天狗党の進撃ルートとして「長野県」を通ってくる。小説でも出てくる。
長野県の「和田峠」という所で「長野県人」と対決する。
歴史上では「和田峠の戦い」と記されている。
松本・諏訪」と「天狗党」との戦いの歴史の一遍なのだ。
 
・・・「悪役」である。長野県。。でも歴史上の事実なので悪い気はしない。
歴史の「英雄伝」は、興味が無くても耳に入ってくるが、それ以外の事って
なかなか耳にしない。伝わってこない。。

特に「天狗党の乱」は、悲壮な結末等の関係から「映画」も「ドラマ」でも見たことがない。

ご当地「茨城県」の人たちなら有名な話かも知れないが、
長野県には、この史実の「奇跡」というのは、何か残っているんだろうか?
・・・興味深い。

追記
カル~く書くつもりが、結構真面目な内容になった(笑)
小説は短編ではないけど、歴史小説としては短めなので読みやすいよ、と思う。
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