EPUB3を作成したらReadiumでチェック!

2012年8月11日 by Eiji Saito

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以前にもご紹介したことのある、EPUB3対応電子書籍の閲覧・テスト環境の事実上のスタンダード、Readium。

実際にEPUB3ファイルを作成してみると、とても頼もしい存在であることを実感できます。EPUB3が世間に浸透しきってしまう前にReadiumが登場してくれたことで、IDPF策定仕様外の拡張機能が乱舞するのを事前に防いだり、そもそも電子書籍リーダーごとに表示がばらばらになる可能性を最小限に抑えてくれる役割をも果たしてくれています。

もう一度おさらいしておくと、ReadiumはEPUB3形式をとる電子書籍リーダーのリファレンス実装をオープンソースにて開発してゆこうというプロジェクト。具体的には、EPUB3表示の模範を示すアプリケーションとしてGoogle Chrome上で動作します(WebKitベース)。

この最強のテスト環境が効果を発揮してくれるのは、個人的にはいまのところなんといっても見開き固定レイアウトにおける表示確認でしょう。「Readiumで確認して問題なければ頒布してOKのレベル」という暗黙の了解がとりあえずは設定されたことになるため、とかく基準が重視される制作サイドにとってみれば、Readiumでのチェックはもはや避けて通れないフローとなるのかも。

いろいろと試してみたいところなのですが、なかなか時間がとれず、まずはほとんどページのない状態ながらEPUB3としてパッケージングしたファイルの表示確認方法をば。

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【1】Readiumのサイトからダウンロード
[ADD TO CHROME]ボタンを押してReadiumアプリケーションをダウンロードし、インストールします。

【2】Readiumを起動
Google ChromeのスタートページにReadiumアイコンが表示されるのでクリック、Readiumを起動します。[Add items to your library here!]と表示されます。

【3】EPUBファイルを追加し、読み込み
[Add items to your library here!]の指し示す先にあるブック追加ボタンを押すとファイル選択の画面が表示されるので、URLを指定するかローカルにあるファイルを指定してコンテンツを追加します。

【4】表紙の表示を確認
追加されたファイルがリスト表示されます。[Details]ボタンを押すとPublisherなど書誌情報を表示。表紙サムネールをクリックでビューワ画面に切り替わり、目次も表示されます。

さて上記がReadiumでの表示のさわりとなりますが、EPUB3+Readium+リーディングシステムの可能性については、しばらくは地道に追求してみようと思っています。なにぶん日曜研究者のため、ご報告のほうはあまり進まないかもしれませんが、何卒気長によろしく。。
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