
Adobe社が、4月に発表したAdobe Media Playerのプレリリース英語版を、Windows及びMacintoshプラットフォーム向けに同時にリリースしました。今後は、今年中にベータ版、年末に英語正式版、来年初めに日本語正式版が提供される予定とのこと。
Adobe社は、WEB上のリッチコンテンツ再生をFlash Playerの提供によって実現し、今やYouTubeなど多くの有名なコンテンツホルダーがFlash技術を使ってビジネスを初めています。そのFlash環境をデスクトップに移し、DRMによるコンテンツ保護と課金システムに親和性を持たせているのが特徴です。
ぱっと観、Windows Media PlayerのAdobe版?と思いがちですが、Flashを使った様々なインタラクティブコンテンツを考えると、様々な表現手法をとったビジネスが発表されてくる期待感はあります。
Adobe Media Playerは、Adobe Air環境で起動するため、アプリケーションサイズが非常に小さいのも特徴です。
自分の感想としては、MacOSXの環境下で、Adobe AirとMedia Playerのインストールと視聴開始まで1分もかからずに準備できてしまったのはびっくりしました。まだ、プレ版なのでいろいろ不具合はあるかもしれないのでその辺はOwnRiskですが、興味あるかたは試して観てはどうでしょうか。
→ Adobe Media Player Download(英語)
→ Adobe Press Room(2007年4月記事:日本語)