白井晟一の回顧展

2011年2月28日 by Eiji Saito

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最も敬愛する建築家の一人、白井晟一の没後初の回顧展が東京で開催されていると知り(正確には群馬県立近代美術館にて去年開催され、東京は巡回展とのこと)、さっそく公式カタログ『白井晟一 精神と空間』を入手。

これは白井フリークには垂涎もの。思わず溜め息が出てしまうほど高度に洗練された建築物の写真はもちろんのこと、言葉を彫琢したような珠玉のエッセイや最晩年に取り組んだ書など、単なる建築家に留まらない、クリエイターとしての白井を一冊で多角的に知ることのできる贅沢仕様です。

東京に住んでいた頃はよく白井建築巡りをしては写真に収めていたものですが、なかでも飯倉交差点に屹立するノアビルの威容を見上げたときの衝撃はいまだ忘れることができません。

それにしても掲載されている図面のなんと美しいことか。。一つひとつが丁寧な仕事。物質としての有形無形の違いこそあれど、WEBの設計や提案にもいくらか通じるものがあるはず。何やらいま一度、仕事に対する姿勢を問われた気分です。

汐留ミュージアムにて、開期は今月27日まで。
丹下健三をはじめとするモダニズム旋風が吹き荒れるなか、一人敢然と孤高の道を貫いた建築家、白井晟一の貴重な回顧展を見逃す手はないでしょう。

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