最近ブログのネタに困ってる矢口です。
業務ではプログラミングの仕事も多いのですが、
本来個人としてはサーバエンジニアの仕事の方が好きなので、
今回からネタに困った時はWeb制作で使えそうなLinxコマンドを
紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは
wget とは、UNIXコマンドラインで HTTP や FTP 経由のファイル取得を行えるツールです。
Webサイトであれば、リンク先を階層で指定して一気に取得することができ、ローカルにミラーサイトを簡単に作ることが可能です。
また、ダウンロードが途中で止まってしまった場合は、途中からやり直すレジューム機能があり便利です。
■全般オプション
■ファイル取得に関するオプション
■再帰的取得に関するオプション
■ローカル保存に関するオプション
wgetを使えば、ssh等が使えないサーバのデータの取得や、サイトのミラーリングなど簡単にできて、 サイト管理もし易くなります。 是非お試しください。
[関連記事]
・Web制作で使えるLinuxコマンド vol.2
業務ではプログラミングの仕事も多いのですが、
本来個人としてはサーバエンジニアの仕事の方が好きなので、
今回からネタに困った時はWeb制作で使えそうなLinxコマンドを
紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するのは
『wget』
wget とは、UNIXコマンドラインで HTTP や FTP 経由のファイル取得を行えるツールです。
Webサイトであれば、リンク先を階層で指定して一気に取得することができ、ローカルにミラーサイトを簡単に作ることが可能です。
また、ダウンロードが途中で止まってしまった場合は、途中からやり直すレジューム機能があり便利です。
-
【使い方1】
wget http://●●●●●.co.jp/index.html
http://●●●●●.co.jp/index.htmlのみをダウンロードする。
【使い方2】
wget -r http://●●●●●.co.jp/index.html
http://●●●●●.co.jp/index.htmlから再帰回収(-r)でファイルダウンロードする。
つまり、サイトをまるごと自分のローカルに持って来る。
【使い方3】
wget -r ftp://●●●●●.co.jp/
ftp://●●●●●.co.jp/を再帰回収(-r)する。
FTPの場合はこのやり方が一般的。 また、ある一つのサイト(HTTP)だけをまるごとダウンロードするのにも便利。
■全般オプション
コマンド名 | 解説 |
---|---|
-V | wget のバージョン表示 |
-h | オプション一覧のヘルプ(困ったらコレ) |
-b | ダウンロードをバックグラウンドで行います |
-o FileName | ログファイルを FileName に書き出します(上書き) |
-a FileName | ログファイルを FileName に書き出します(追記) |
-q | ログファイルを書き出さない |
■ファイル取得に関するオプション
コマンド名 | 解説 |
---|---|
-t Number | ダウンロード試行回数 |
-O FileName | 取得内容をを FileName に書き出す |
-nc | 既に取得済みのファイルは改めて取得しない |
-c | ダウンロードが途中で終わったものを継続するレジューム機能 |
-w Number | ダウンロードの間隔(秒)を指定する |
-q Number | 取得ファイルの最大容量 (単位はバイト:kでキロバイト:mでメガバイト) |
■再帰的取得に関するオプション
コマンド名 | 解説 |
---|---|
-r | 再帰的取得を行う |
-l Number | リンクをたどる階層数 |
-k | 取得時に絶対指定のリンクを相対指定に書き換える |
-m | ミラーリングする |
-A EXT | EXTで指定された拡張子ファイルのみ取得 |
-R EXT | EXTで指定された拡張子のファイルは取得しない |
-I DirList | 取得対象のディレクトリリスト ex. # wget -I /a,/b URL |
-X DirList | 取得対象外のディレクトリリスト ex. # wget -I /c,/d URL |
-np | 親ディレクトリは参照しない |
-L | 相対リンクのみ辿る |
-H | ホストの壁を越えて再帰的取得を行う |
-D Domain | Domainを取得対象とする |
■ローカル保存に関するオプション
コマンド名 | 解説 |
---|---|
-i Filepath | Filepathで指定されたファイルに記述されたURLを取得 |
-nd | ローカルにディレクトリを作らない |
-x | ローカルにディレクトリを作る |
-nH | ローカルへ保管時にhost名の部分をはずしてディレクトリーを作成する |
-p DirPath | ローカル保存の起点を DirPath にする |
-q Number | 取得ファイルの最大容量 (単位はバイト:kでキロバイト:mでメガバイト) |
wgetを使えば、ssh等が使えないサーバのデータの取得や、サイトのミラーリングなど簡単にできて、 サイト管理もし易くなります。 是非お試しください。
[関連記事]
・Web制作で使えるLinuxコマンド vol.2