シュルレアリスム展 -国立新美術館-

2011年5月5日 by Eiji Saito

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連休を利用して国立新美術館にて開催中の「シュルレアリスム展 -パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による-」に足を運び、貴重な体験(超現実?)をしてきたのでそのご報告を。

これまで、日本でも人気の高いダリやマグリット、キリコといった画家たちの展覧会は多くありましたが、シュルレアリスムじたいをここまで幅広くフィーチャーしたものはなかなかなかったんじゃないでしょうか。ポンピドゥセンター所蔵作品ということで、資料の多さもかつてないほど。展示物のなかには当時の雑誌『リテラチュール』誌やブルトンの『シュルレアリスム宣言・溶ける魚』初版なども厳かに居座っていたりします。

出品作品は年代順にエリアが分かれ、まずはシュルレアリスムに大きな影響を与えたダダの紹介から始まります。時代区分は以下のようになっており、その栄枯盛衰が偲ばれる構成に。

1.ダダからシュルレアリスムへ 1919-1924
2.ある宣言からもうひとつの宣言へ 1924-1929
3.不穏な時代 1929-1939
4.亡命中のシュルレアリスム 1939-1946
5.最後のきらめき 1946-1966

個人的には新たな衝撃を受けたというよりは、昔から画集で眺めていただけの作品をじかに観ることができた感激のほうが大きかった展覧会。特にマックス・エルンストの「最後の森」、ジョアン・ミロの「シエスタ」、イヴ・タンギーの「岩の窓のある宮殿」、ポール・デルヴォーの「アクロポリス」あたり、圧倒されるとともに不思議と懐かしさも感じつつ堪能しました。

今回の会期ですが、当初5月9日(月)までの予定だったのが、5月15日(日)まで開催を延長とのこと。
この機会にぜひ。

シュルレアリスム展 公式サイト
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スタッフ

  • 平竹仁士
  • 河西裕一
  • 柳澤健一
  • 小林秀太郎
  • 丸山幸男