ソーシャルマガジンFlipboardは日本でも根付くのか

2011年9月15日 by Eiji Saito

flipboard.jpg


最近、その名を少しずつ聞くようになってきた「Flipboard」などをはじめとするソーシャルマガジン。

電子書籍や電子雑誌の多くが技術的・発想的には10年前とさほど違わないところへきて、iPadの実力を本当の意味で発揮できそうなのがソーシャルマガジンのような存在かもしれません。

iPadアプリであるFlipboardは、さまざまなフィードを受け取り、それをあたかも雑誌としてレイアウトしたかのように表示させ、一つの媒体として成立させてしまうというもの。ニュースリーダーの一種ではあるのでしょうが、実際にSNSによるオススメ情報がiPad上に並べられた結果は、何かまったく新しいメディアに触れているという実感も抱かせてくれます。

情報の収集はいまや千変万化。テレビや新聞だけでは間に合わず、さまざまなサイトやRSS、検索などを駆使することになりますが、「TwitterやFacebookで初めて知った」情報も少なくないはず。そうした発信力のある人がポストしたツイートや画像が、Flipboard上であたかも雑誌記事のようにレイアウトされてしまうというわけです。iPadならではの快適な閲覧環境がなんとも心地いい。

最初の段階ではあらかじめ用意されているトピックスやレビューから選べるので、その中から好みのものを登録して少しずつ慣れていくことができるのもユーザーフレンドリー。もちろんSNSの機能を活かして、その場でコンテンツに対しツイート/リツイートしたりも可能です。

このような「動的で開かれた」ソーシャルな雑誌が日本でも広く受け入れられていくのかどうか。いずれにしろ、Flipboardのようなソーシャルマガジンが、今後の雑誌のあり方を方向付ける可能性を秘めているという気がします。

  • Index
  • Back
  • Index
  • Back
  • スマートフォンサイト構築

スタッフ

  • 平竹仁士
  • 河西裕一
  • 柳澤健一
  • 小林秀太郎
  • 丸山幸男