江戸しぐさ

2011年11月24日 by Tomoya Yaguchi

プラルトでは毎日の朝礼の際に倫理法人会から配布される『職場の教養』を朗読しています。
『職場の教養』には、1日1話 1ページにまとめられた、生活に役に立つ小話が収録されています。

つい先日朗読された内容の中に『江戸しぐさ』について触れているものがあり、
個人的に『江戸しぐさ』にとても興味を持ったので少し調べてみました。


江戸しぐさ.jpg
江戸しぐさとは・・・
江戸しぐさ(えどしぐさ)は、日本における江戸町方の商人道、生活哲学・道。
しぐさは仕草ではなく思草と表記する。もともと商人しぐさ、繁盛しぐさといわれ、商人道、哲学として語られる。多岐にわたる項目が口伝により受け継がれたという。現代の世相に鑑み江戸人の知恵を今に生かそうという観点から教育界などで注目され始めている。かつ、一部小中学校の道徳の時間にも取りあげる動きも広がっている。
(WikiPediaより一部抜粋)


また、主なしぐさとしては

  • 傘かしげ
    雨の日に互いの傘を外側に傾け、ぬれないようにすれ違うこと
  • 肩引き
    道を歩いて、人とすれ違うとき左肩を路肩に寄せて歩くこと
  • 時泥棒
    断りなく相手を訪問し、または、約束の時間に遅れるなどで相手の時間を奪うのは重い罪(十両の罪)にあたる
  • うかつあやまり
    たとえば相手に自分の足が踏まれたときに、「すみません、こちらがうかつでした」と自分が謝ることで、その場の雰囲気をよく保つこと
  • 七三の道
    道のど真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、残りの7割は緊急時などに備え他の人のためにあけておくこと
  • こぶし腰浮かせ
    乗合船などで後から来る人のためにこぶし一つ分腰を浮かせて席を作ること 
  • 逆らいしぐさ
    「しかし」「でも」と文句を並べ立てて逆らうことをしない。年長者からの配慮ある言葉に従うことが、人間の成長にもつながる。また、年長者への啓発的側面も感じられる

などなど
どれも難しい事ではなく、他者を思い、人間関係を円滑にするための知恵でした。

江戸時代は、260年以上もの間、戦争のない平和な時代が続きました。
この『江戸しぐさ』という考えがあったからこそそんな長い間平和が続いたのではないでしょうか。

普段メールでお客様とやり取りを済ませてしまう事も多いのですが、メールでもその先には人がいて、
その人を思い、仕事していく事が大切なのだと感じました。



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