電子ブックリーダーkobo Touchが発表

2012年7月4日 by Eiji Saito

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楽天による買収で話題になったカナダ発の電子書籍kobo。その後の展開が注目されていましたが、ついに楽天から電子書籍リーダーkobo Touchが正式に発表されました。7,980円と、かなり戦略的な価格で打ち出してきた感じですが、6インチのeインクディスプレイ搭載、見た目もスマートで、これまでスタンダードが生まれてこなかった日本市場での本命台頭の期待は大きいと思われます。

やはり電子ペーパーのよさは、目に負担のかからない落ち着いたディスプレイでしょう。iPadを長時間の読書に使うには、目の疲れと腕の疲れは避けられないことを考えると、「読書は読書端末で」というのは正解という気がします(配信されるコンテンツじたいはiOSやAndroid、Win、Macでも専用アプリにより対応)。日本語書体として採用されたモリサワフォント(リュウミン、ゴシック101)も美麗です。Facebookとの連携にも力が入れられているとか。

それと、今回なんといっても評価すべきはフォーマットにEPUBが採用されたこと(PDFにも対応の模様)。縦書き表示など日本独特の組みに対応したEPUB3が策定された後、なかなかその本領を発揮する場がなかっただけに、ようやく足場が整ってきた感があります。あとは実際のストアの中身に期待が高まるところ。ライバルと目されるKindleの動向も気になります。

さて本日7月4日(水)からの3日間、東京ビックサイトにて第16回国際電子出版EXPOが開催されます。最終日には覗いてみようと思っているのですが、毎回ブースの盛況ぐあいでその企業の本気度と参加者の期待感が伝わってくるこのイベント。電子出版の今後を占う意味でも注目してみたいと思います。
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